脂肪注入(CRF・マイクロCRF)
脂肪注入(CRF・マイクロCRF・ナノCRF)でお顔の窪みや目元の青クマを改善
脂肪注入は、患者様自身から採取した脂肪を良質な脂肪のみに分離してお顔の窪みや脂肪の少ない部分に注入する治療方法です。京都・すなおクリニックでは、脂肪注入の施術方法のひとつとしてCRF(コンデンスリッチファット)注入を導入しております。
適応部位、用途にあわせ通常のCRFとマイクロCRF、ナノCRFを使い分けております。
良質な脂肪細胞のみを注入するため、生着率がとても高く、繰り返し何度も注入する必要がありません。
お顔の窪みやシワ、青クマにお悩みの方は、京都・すなおクリニックへぜひお気軽にご相談ください。
CRF(コンデンスリッチファット)とは?
CRF(コンデンスリッチファット)とは、患者様から採取したご自身の脂肪を、専用の遠心分離機器でコンデンス(濃縮)して生成した新鮮な濃縮多幹細胞脂肪です。
さらに、CRFの大きな脂肪を粉砕し、フィルタリング技術で幹細胞と細かい脂肪のみを抽出したマイクロCRF(マイクロコンデンスリッチファット)、さらに細かく滑らかな脂肪のみを抽出したナノCRF(ナノコンデンスリッチファット)といいます。
CRFを抽出するには、専用の機器を使用して、正しいプロセスで抽出作業を行わなければなりません。下の図は、採取した脂肪からCRFが抽出されるメカニズムを表しています。
CRFを抽出する技術
強い圧力とフィルタリングでCRF(コンデンスリッチファット)と不純物を分離
採取した脂肪細胞を遠心分離にかけ、不純物と良質な脂肪に分ける工程は、通常の脂肪注入と変わりませんが、CRF(コンデンスリッチファット)を抽出するためには、通常の遠心分離の約25倍の圧力が必要です。脂肪を採取したシリンジに「ウェイトフィルター」をセットすることで、その重みで遠心分離の際に強い圧力がかかります。通常より強い圧力をかけることで、弱く老いた脂肪細胞は排泄オイルと呼ばれる液体へと変化します。
さらに、ウェイトフィルターには液体のみを通す小さな穴が空いており、強い圧力に耐えられた健康で良質な脂肪細胞(=CRF)と排泄オイルを分離することが可能になりました。
大きい細胞を粉砕して作られるマイクロCRFとナノCRF
当院では抽出したCRF(コンデンスリッチファット)を、Nanocubeという専用機器で細胞を細かく粉砕し、マイクロCRFを生成。マイクロCRFよりさらに細かいナノCRFも生成することが可能です。
繊細な注入が必要な部位にはナノCRF、繊細だけど少しボリュームも足したい部分はマイクロCRF、しっかりボリュームを出したい部分はCRFをと患者さまの状態、ご希望に合わせて使用いたします。
空気に触れさせないプロセスでリスクを削減
CRFを抽出するための全てのプロセスはシリンジ内で行います。脂肪の採取・遠心分離・大きな細胞の粉砕・不純物の廃棄をシリンジから一度も出すことなく行うため、空気に含まれる菌やほこりに触れずに抽出が完了します。これにより、感染症等のリスクを大幅に減少します。
CRFの特徴
Point 1
高い生着率と持続効果
ご自身の脂肪から抽出した質の高い脂肪細胞を注入するため、生着率が高く、半永久的な効果が期待できます。生着した脂肪は永久的に留まりますので、何度も繰り返し注入する必要はありません。
Point 2
豊富な幹細胞がお肌の若返り効果を発揮
CRFには、健全な幹細胞が多く含まれています。幹細胞は、血液量を増やし、コラーゲンを産生する作用がありますので、注入した部位の組織を活性化させ、根本から若返らせます。
Point 3
なめらかで自然な仕上がりを叶えるマイクロCRF・ナノCRF
脂肪細胞は大きさが不ぞろいのため、そのまま注入すると凸凹が目立ってしまうことがあります。これに対し、マイクロCRFとナノCRFは非常に細かな脂肪細胞のため、皮膚が薄く繊細な目元に注入しても、なめらかで自然な仕上がりを叶えます。
さらに、極細の注射針で注入ができることが特徴です。細い針での注入は、より細かな調整が可能となり、さらに周囲の組織とのなじみが良くなります。
CRF注入のダウンタイム
個人差がありますが、施術後3〜5日間は顔がむくんだような状態になることがあります。また、内出血が起こった場合は、完全に消失するまでに2〜3週間を要します。
- CRF注入のリスク・副作用
- CRF注入は以下のリスク・副作用があります。
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- 出血
- 感染
- 皮下出血
- 凹凸の出現
- 効果不十分
すなおクリニックのCRF注入
すなおクリニックはCRF協会認定クリニックです
コンデンスリッチファット(CRF)療法は、世界各国の医師の研究により確立された再生医療です。類似した治療方法やサービスと区別するため、CRF協会は純正の機器を使用し、正規のプロセスを行なっているクリニックにのみ、認証マークを発行しています。
もちろん当院もCRF協会から正式に認証を受けたクリニックとして認証マークを発行されていますので、安心してコンデンスリッチファット(CRF)の施術を受けていただけます。
CRF注入の適応部位
すなおクリニックのCRF注入は、額・頬・上下のまぶた、ほうれい線などが対象です。
青クマを自然に解消するマイクロCRF、ナノCRF
マイクロCRF、ナノCRFは非常に細かな脂肪細胞のため、目の下のような繊細な部位に注入しても自然な仕上がりを実現できます。そのため、今まで注入治療では難しいと言われてきた青クマの改善にも効果を発揮します。
また、ヒアルロン酸注入と比較すると、青く透けにくいことや、何度も注入を繰り返す必要がないこともマイクロCRF、ナノCRF注入の大きな魅力となっています。
ナノファットマイクロニードリング法
マイクロニードリング法とは
微小の針を用いて皮膚に極小の穴を開けることで、コラーゲンとエラスチンの生成を促進。肌の持つ自然な再生プロセスを加速し、お肌の締まり、しなやかさ、しわや小じわの改善に効果があります。
ナノファットマイクロニードリング法とは
当院ではNanocubeという機器を用いて通常のCRF、マイクロCRFよりもさらに細かいナノCRFを生成するこが可能です。ナノCRFはなめらかなジェルのようなとろみのある液状ですので、極小の針(マイクロニードル)でも通過することができ、傷跡を目立たせることなく細部まで繊細な注入が可能です。
広範囲の肌にマイクロニードルを使用してナノファットを浸透させることにより、脂肪幹細胞がもたらす大量の成長因子が肌質も向上させ、ハリのある若々しい肌へと変化させる注目の治療法です。
CRF注入についてよくある質問
- Q脂肪はどこから採取しますか?採取した部位の傷は目立ちますか?
- A脂肪の採取は、お腹や太もも、二の腕から行います。専用の注射器を使用して脂肪を採取するため、傷跡はとても小さく、ほとんど目立ちません。
- Q施術後のメイクはいつから可能ですか?
- A針の刺入部以外は翌日から可能です。刺入部のメイクは施術後2日間ほど空けてください。