豊胸手術・乳房吊り上げ術

-自然に調和するバストへ-

「バストアップしたい」「産後に胸が気になる」というお悩みであっても、お体の状況は患者様お一人お一人によって大きく異なります。

当院の豊胸手術は最初のカウンセリングから実際の施術まで一貫して女性医師が担当。患者様の理想を実現するために丁寧にカウンセリング・診察を行い、治療プランを練っていきます。

無理な治療の押しつけはいたしません。
何か疑問やご不安な点がありましたら、お気軽にお話しください。

コンデンスリッチファット（脂肪）注入の施術では自分の脂肪を使用するため、見た目や触感が自然です。

シリコンインプラントは、ボリュームをしっかり出したい方や もともと皮下脂肪が少なく大量の脂肪採取が難しい方に適した方法です。
当院では自然な形となりやすいエルゴノミックス２を採用しております。

それぞれの特性を理解した上で、患者様に最適な選択肢をご提案いたします。

シリコンインプラントは、確実なボリュームアップを求める方や、脂肪採取量が十分でない方に適した方法です。

一方で、当院または他院で挿入したシリコンインプラントに 違和感・カプセル拘縮・破損 などのトラブルが生じた場合には、当院で シリコン抜去の対応も可能です。

シリコン抜去後にバストのボリュームが減少することを心配される方には、抜去と同時に脂肪注入を行うことでバランスを保つ方法もご提案できます。

経験豊富な医師が、最適な位置と量で丁寧に手術を行い、 自然で美しいバストラインを形成します。

脂肪注入ではしこりができにくいよう、少量ずつ均一に注入する マルチプルインジェクション法 を採用しています。

脂肪注入を行う場合、脂肪吸引により、気になる部位がスリムになります。

脂肪細胞の数は１０代のころには決定してしまうといわれており、脂肪吸引部の脂肪細胞数が減少するためその後も皮下脂肪のつきづらい状態が保たれます。

手術を受けた後に夜になって心配な症状がでたり万一のトラブルがあったりした場合に、クリニックが閉まっていて連絡できなかったとしたら大変ご不安になられることでしょう。

すなおクリニックでは万一のトラブルの際に夜間でもすぐ対応できるよう、手術後の患者様に院長の緊急電話の番号をお渡ししております。
術後１週間のみ事前にお伺いした電話番号からご連絡可能です。

麻酔科専門医の先生が全身麻酔をかけて患者さんの痛みと不安を取り除きます。

静脈麻酔では治療の途中で目が覚めてしまったりすることもありますが全身麻酔であればそのようなリスクが極めて小さくなります。
また、全身管理も万全の体制で行うことができるため静脈麻酔よりも安全性が高いと言えます。

シリコンインプラントの破損や異物の状態を調べるため、 必要に応じてエコー検査を実施 し、安全性を確保します。

当院では、患者様のご希望や体型に合わせて、Motiva Ergonomix2®（モティバエルゴノミクス2） というシリコンインプラントを使用した豊胸術を提供しております。

Motiva Ergonomix2® は、従来のシリコンバッグと比較して以下の特徴があります。

下垂したバストをリフトアップする手術法です。当院では乳房の状態に合わせて２つの手術法を行っております。

1. 乳輪まわり切開法（ドーナツ型／ラウンドブロック法）

こんな方におすすめ

方法の特徴

乳輪のまわりだけにドーナツ状の切開を加え、余分な皮膚を取り除いて乳腺を上に引き上げることで、バスト全体の位置を改善します。
傷は乳輪の境界に沿って配置されるため、比較的目立ちにくいのが特長です。

授乳後や加齢による下垂、胸の上部がやせて下部にボリュームが偏る「乳房萎縮」の方にも適応します。必要に応じてシリコンインプラントや脂肪注入などの豊胸術を併用することで、さらに立体的で若々しい仕上がりが期待できます。

手術・ダウンタイム

手術時間は約120～150分。全身麻酔で行います。手術後は2～3日間の固定が必要で、抜糸は1週間後。腫れや内出血のピークは1～２週間程度です。

メリット・注意点

2. 垂直切開法（バーティカルマストペクシー／ロリポップ法）

方法の特徴

乳輪のまわりに加えて、乳輪下からバスト下部に向かって垂直に切開を加える手術法です。
この切開ラインが「ロリポップキャンディ」に似ていることから「ロリポップ法」とも呼ばれています。

余分な皮膚をしっかり除去できるため、皮膚の伸びが大きいケースや下垂が強いケースにも対応可能です。バスト全体を引き締めることで、自然な丸みと高さを取り戻すことができます。

手術・ダウンタイム

手術時間は約150～180分。全身麻酔で行うことが多いです。術後は2～3日間の固定が必要で、抜糸は1週間後。腫れや内出血のピークは1〜2週間、最終的な形の安定には3か月程度かかります。

メリット・注意点

乳輪周り切開法と垂直切開法の比較表

	乳輪まわり切開法	垂直切開法
おすすめの方	軽度〜中等度の下垂 縦方向の傷跡をいれたくない	中等度〜高度の下垂 立体的な形を整えたい方
術式の特徴	乳輪周囲をドーナツ状に切開 余分な皮膚と乳腺を除去し乳腺を引き上げる 傷は乳輪境界に沿う	乳輪周囲＋乳輪下から垂直に切開 余剰皮膚と乳腺をしっかり除去できる 形を立体的に整えやすい
手術時間・麻酔	約120～150分 全身麻酔	約150～180分 全身麻酔
ダウンタイム	固定 3日 抜糸 1週間後 腫れ・内出血は約1〜2週間	固定 3日 抜糸 1週間後 腫れ・内出血は1〜2週間
注意点	強い下垂には効果が不十分な場合あり バスト形態の改善に限界あり	乳輪周囲＋縦方向に傷が残る ダウンタイムがやや長い

乳輪まわり切開法
おすすめ の方	・軽度〜中等度の下垂 ・縦方向の傷跡をいれたくない
術式の特徴	・乳輪周囲をドーナツ状に切開 ・余分な皮膚と乳腺を除去し乳腺を引き上げる ・傷は乳輪境界に沿う
手術時間・麻酔	・約120～150分 ・全身麻酔
ダウンタイム	・固定 3日 ・抜糸 1週間後 ・腫れ・内出血は約1〜2週間
注意点	・強い下垂には効果が不十分な場合あり ・バスト形態の改善に限界あり

垂直切開法
おすすめ の方	・中等度〜高度の下垂 ・立体的な形を整えたい方
術式の特徴	・乳輪周囲＋乳輪下から垂直に切開 ・余剰皮膚と乳腺をしっかり除去できる ・形を立体的に整えやすい
手術時間・麻酔	・約150～180分 ・全身麻酔
ダウンタイム	・固定 3日 ・抜糸 1週間後 ・腫れ・内出血は1〜2週間
注意点	・乳輪周囲＋縦方向に傷が残る ・ダウンタイムがやや長い