畑医師インタビュー
先生は、なぜ形成外科の医師をめざそうと思われたのですか?
学生の時は内科の中でも、血液内科という、形成外科とは対極にあるような科に興味があったのですが、、、 初期研修で、外科をローテ―トしたときに手術でスパッと元気になって社会復帰される患者様に接して、外科治療の魅力に取りつかれたのと、純粋に手術が楽しかった、というのがきっかけです。外科研修で指導してくださった先生もすばらしい先生で、長い手術の最後に閉創を任せてくださり「患者様には皮膚の傷しか見えないから。時間がかかっても良いから丁寧に縫ってあげてね」とおっしゃってくださるような先生で。これ、分かる人にはわかると思うのですが、当時研修医だった私にとって、周りのスタッフのからのプレッシャーを気遣った、魔法の言葉でした 笑。おかげで、気持ちを落ち着けて創を縫合させていただていました。
でも、そのころから形成外科希望だったから、閉創させてくださってたのかも?
今となっては記憶があいまいですが、創に真摯に向き合うきっかけになったのは、間違いなくこの言葉だったかなと思います。
美容クリニックの医師になられたきっかけは何でしょうか?
きっかけは、昔から私をよく知ってくださってる先生にご紹介いただいたのがきっかけでしょうか。ずっと形成外科医としてお仕事させていただいていたので、美容医療の分野はすごく近いところにあったのですが、、、正直なところ、なかなか踏み込めずにいました。信頼できる方からのご紹介だったので、とりあえずとびこんでみよう、とおもったのがきっかけです。人生って、人とのご縁だなとおもっていて。ふりかえってみれば、いつもそんな感じで人生を流れに任せています。
でも、本腰をいれて美容医療に携わってみようかな、と思えたのは、ご指導いただけるのがすなお先生だったから。美容医療に真摯に向き合われて、知識も技術も確かな先生のもとで一緒にお仕事させていただける機会ってなかなかないので、本当にありがたいと思っています。
患者様と接する際に心がけていることは何ですか?
お話しをしていく中で、なるべく正確に、患者様のご希望や思いを汲み取ること、患者様それぞれのライフスタイルやご要望に合った治療方法をわかりやすくご説明し、ご納得いただいた上で選択していただけるよう心がけています。
留学を志したキッカケは何でしょうか。
実は夫の仕事についていっただけなのですが 笑
しばらくは海外での生活を楽しんでいたのですが、やはり自宅でじっとしていることに焦燥感というか、焦りのようなものを感じて。何か社会とつながりがある生活をしよう、と思い立ち、少し仕事をさせていただくようになりました。
医師としての仕事ではなく、研究のお手伝いをしていたのですが、顕微鏡をつかった手術の練習などもしていたので、少し形成外科のリハビリにもなったかな、と思います 笑
海外と日本の医療の違いを感じることはありましたか?
現地で生活する一患者としては、医療制度の違いも大きく、色々と感じることがありました。困ったときに、病院に駆け込んで、すぐに診てもらえる、というのは、なかなか日本以外では少ないのではないでしょうか。大きな病気やケガなどなく留学生活を終えることができてほっとしています。
お休みの日はどのようにしてお過ごしでしょうか。
まだこどもが小さいので、家族と過ごすことがほとんどです。なるべくお出かけしたいのですが、、、家事に追われて1日終わりそうになることもしばしば。1日に1回くらいは外出するよう心がけています 笑
趣味は何でしょうか?
旅行が好きです。食べることも好きです。学生の時は、バックパックを背負って、色々な国に行きました。今は体力的にも時間的にも昔のような旅行は難しいのですが。少し長いお休みが取れたら、近場でもよいから旅行に行けたらと色々画策しています。
最近ハマっている食べ物はありますか?
ほんとごく最近ですが、ぬか漬けを作り始めました!どうなるかはまだこれからです笑
最もやりがいを感じるのはどんな時ですか?
患者様に喜んでいただけたとき。これに尽きます!
得意な治療は何ですか?
顕微鏡下手術などもしていましたので、細かいところまで気を使った手術が得意だと思います。これからも一つ一つの治療・施術に向き合い、研鑽を積んでいきたいと考えています。
患者様へ一言お願いいたします。
このクリニックに来てよかった、この先生と話ができて良かった、と思っていただけるよう、精一杯がんばりたいとおもいます。どうぞよろしくお願い致します。