クリトリス(陰核)包茎手術
クリトリス包茎とは?
デリケートゾーンの炎症が頻繁に起きたり、下着を脱いだ時に臭いが気になることはありませんか?
その原因、もしかしたらクリトリス包茎が原因かもしれません。
男性の包茎手術はよく耳にしますが、女性の包茎手術は聞き馴染みがない方が多いと思います。
こちらのページでは、クリトリス包茎の症状をはじめ、京都・すなおクリニックのクリトリス包茎手術の内容について詳しく解説いたします。
クリトリス(陰核)とは?
クリトリスとは女性器の一部で、別名を陰核と呼びます。
小陰唇上部にある突起した部位であり、大きさは約5~7ミリと、人によって個人差があり、その形も様々です。
クリトリスは、男性器では亀頭にあたる器官であり、血管と神経組織が集中しています。
海綿体と呼ばれるスポンジ状の組織で形成されており、性的興奮や刺激によって勃起します。
そのクリトリスを守るように覆っているのが、クリトリス包皮です。
クリトリス包茎の症状
クリトリスはこどものころは包皮に覆われていますが、成長と共に自然にむけてくるため、普段からクリトリスが露出した状態の人もいれば、手で包皮を移動させることで露出する人もいるなど、個人差があります。
手で包皮をむくことができる人は仮性、むくことができない人は真性のクリトリス包茎です。
クリトリス包茎は、症状やその度合いによって、体や心に悪い影響を与えてしまうことがあります。
垢が溜まりやすい
クリトリス包茎の構造はポケット状になっているため、恥垢(ちこう)と呼ばれる垢が、クリトリスとクリトリス包皮の間に溜まりやすくなります。
恥垢は尿やおりものなどの分泌物であり、デリケートゾーンの強い臭いの原因です。
生理時に強い臭いを感じることや、性交渉の時に臭いをパートナーから指摘されたことがある方は、この恥垢が原因であることが少なくありません。
不感症になる
クリトリスには神経が集中しているため、女性の性感を高める役割があり、男性器と同じように刺激や興奮によって勃起する現象が起こります。
しかし包皮が厚いとクリトリスが露出しないことで、感度が鈍くなり、性的快感を得にくいという悩みや、不感症へ繋がる可能性があります。
そのため、パートナーに指摘されてクリトリス包茎を疑いはじめるという女性が多く存在します。
クリトリス包茎手術の特徴
クリトリス包茎手術は、余分な包皮を一部切除し、クリトリス自体が三分の一程度見えるように仕上げます。
ポケット部分が浅くなることで、恥垢の溜まりにくい清潔な状態を保ちます。
またクリトリスが露出することで感度もよくなります。
クリトリス包茎手術の切除箇所は粘膜部分のため、傷跡も残りにくく、自然でキレイな仕上がりです。
小陰唇縮小術と同時施術も可能
クリトリス包茎の方は、小陰唇が大きい小陰唇肥大の症状を併発している可能性が高いです。
小陰唇とは、大陰唇の内側にある左右2枚のヒダを指し、クリトリスから会陰にむかって伸びる皮膚です。
この小陰唇が肥大化することで、尿が飛び散ってしまったり、自転車に乗った時やジーンズを履いた時に痛みや違和感を感じるなど、日常生活に支障をきたすことがあります。
当院ではクリトリス包茎手術と共に、小陰唇のたるんでしまっている余分な皮を特殊なメスで切除する小陰唇縮小術も同時施術が可能です。
お気軽にご相談ください。
京都・すなおクリニックで行うクリトリス包茎手術
クリトリス包茎手術をはじめとする婦人科形成の治療は、非常にデリケートな施術です。
そのため、京都・すなおクリニックのクリトリス包茎手術では患者さまにご安心いただける施術をご提供いたします。
糸へのこだわり
当院のクリトリス包茎手術では、やわらかくお肌にとって負担の少ない糸(吸収糸)を使用しています。
吸収糸とは、施術後に体内に溶ける糸です。
抜糸が必要なナイロンの糸の場合、抜糸時に痛みを伴います。
しかし吸収糸を用いることで、抜糸時の痛みを避けることができ、抜糸のための来院も必要ありません。
医療用ボンドは使用しません
クリトリス包茎手術では、糸による縫い合わせが最も自然で綺麗な仕上がりになります。
そのため、当院では医療用ボンドを一切使用いたしません。
クリトリス包茎手術は粘膜部分の施術です。
体内にボンドの化学成分が吸収されること、粘膜への刺激が強いなどの危険性から、粘膜および粘膜付近の部位では医療用ボンドを用いた施術が禁止されています。
当院では数多くの症例を行ってきた形成外科医が、糸とメスを用いて施術を行うため術後も自然で綺麗な仕上がりです。
短時間での施術
手術、と聞くと「入院の必要があるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。
すなおクリニックのクリトリス包茎手術は、入院の必要はございません。
手術時間は症状によって個人差がありますが、当院では20分から30分の短時間で施術が終わります。
丁寧な施術を短時間で行うことが当院のこだわりです。
対応は全て女性スタッフ
デリケートな部位のお悩みは、周りの人に相談しづらいですよね。
特に男性医師に話をするのは、勇気がいることだと思います。
当院では医師をはじめスタッフ全員が女性です。
女性特有のデリケートなお悩みに対し、同じ女性として共感し、患者様にとってより良い治療方法のご提案をいたします。
もちろん医師だけではなく、看護師・スタッフ全員が患者さまにとって安心してお悩みを相談できる環境作りを心がけております。
クリトリス包茎手術の流れ
カウンセリング・診察
施術の前に、鍵のかかる個室でカウンセリング・診察を行います。
患者さまがどのような症状でお悩みなのかをヒアリングし、写真を用いて施術方法を詳しくご説明。
施術に関して不安な点や気になることがあれば、なんでもご相談ください。
次に、患者さまの症状を確認し、手術の必要があるかを診察いたします。
対象部位の診察は婦人科専用の椅子で行い、診察自体は数十秒ほどですみます。
診察の際は、当院でご用意している着替えにお着替えいただきます。
お着替えの間はスタッフ・医師は退室しますので、お着替えが完了しましたらコールボタンにてお知らせしていただきます。
また、診察時は部屋に鍵をかけて患者様のプライバシーをしっかりとお守りします。
切除部分・デザインの決定
術後のクリトリスのデザインは、主にイラストを用いて説明し、ご承諾いただきます。
ご希望の場合は、患者さまご自身の写真を使用して説明を行うことも可能です。
施術
クリトリス包茎手術は、手術室にて行います。
カウンセリング時にご相談いただいたとおりにマーキングし、局所麻酔を行います。
メスにて切開を行い、傷跡もできるだけキレイになるよう、出血を抑えながら施術を行います。
切開後は1ヵ所ずつ丁寧に縫い合わせを行います。
個人差はございますが、施術自体は約20分~30分ほどで終了します。
アフターフォロー
クリトリス包茎手術後は出血が伴うため、施術直後から約2時間ほどリカバリールームにてお休みいただきます。
その後、出血が治まってきたことを医師が確認し、問題がなければそのままご帰宅いただきます。
施術後の過ごし方などで不安なことや心配なことがあれば、お気軽にご質問ください。
- クリトリス包茎手術のリスク・副作用
- クリトリス包茎手術には、以下のようなリスク・副作用があります。
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- 腫れ
- 内出血
- 出血・感染
性交渉・運動・プール・温泉については、基本的に傷が落ち着き、感染のリスクがなくなってから可能となります。
この期間については個人差がございますが、平均的には術後2週間目からとなります。
クリトリス包茎手術についてよくある質問
- Q抜糸は必要でしょうか。
- A体内に溶ける糸を用いるため、抜糸の必要はございません。
- Q他院修正は可能でしょうか。
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A
状態によっては施術可能ですので、お気軽にご相談ください。
料金については、状態によって異なるため、診察後にご提示させていただきます。 - Q手術を受けるにあたり、持参が必要なものはありますか?
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A
術後出血の防止、術後にスムーズな診察を行うため、産褥ショーツをお持ちください。
産褥ショーツは院内でも販売しておりますので、お持ちでない方もご安心ください。
また、ナプキンは当院で用意しており、無料でご提供させていただいております。 - Q施術当日は、入浴しないほうがいいですか?
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A
手術当日の患部は血流がよくなり、術後出血のリスクが高まります。
当日は入浴・シャワーは控え、ご自宅で安静にお過ごしください。
シャワーは翌日から可能ですが、入浴については出血が止まってからになりますので、個人差がございます。