ネックリフト
ネックリフトとは
ネックリフトは、耳の後ろから襟足部分を切開する手術方法です。首の筋肉を引き上げて固定し、余分な皮膚を切除します。
お顔のお肌を若々しく保っていても、首のケアはついついおろそかになりがちです。そのため、首のたるみやシワによって実際の年齢より老けて見られてしまうことも。
メイクでは隠しにくい首のたるみやシワ、あご下のたるみは、「ネックリフト」で根本から改善することがおすすめです。
ネックリフトはこんな方におすすめ
- あごから首にかけてのたるみが気になる方
- シワが気になって首元を隠す服装を選んでしまう方
京都すなおクリニックのネックリフト
丁寧なカウンセリングで治療方法をご提案
まずは患者様の首のしわやたるみを診察いたします。
首のしわ・たるみ治療には、ネックリフト手術の他にも治療方法がございますので、患者様のお悩み・ご要望をお聞きし、お一人お一人に適した治療方法をご提案いたします。
ネックリフト手術の場合、手術方法やダウンタイムについても丁寧にご説明いたします。
ネックリフトの手術
ネックリフト手術は対象部位に局所麻酔を行います。(リラックス麻酔(静脈麻酔)を併用する場合があります。)
切開部位は、耳の付け根から耳の裏側に沿って襟足部分までです。髪の毛に隠れやすい部分なので、傷跡が目立ちにくい手術です。
切開した部位から、皮膚と広頸筋(こうけいきん)を剥離します。
広頸筋とは、別名「プラティスマ」と呼ばれ、首の前面の浅い部分に薄い膜のように広がっている筋肉です。下顎から胸の上部にかけてを覆っています。
この広頸筋がゆるんでしまうと、首全体がたるんで見えてしまいます。さらに、広頸筋は口角を上下する動きを担っているため、顎のたるみやほうれい線の悪化にも繋がります。
皮膚と剥離した広頸筋を斜め上に引き上げて、皮膚の内側で縫合・固定します。広頚筋が元に戻ってしまうのを防ぐために、体内に吸収される糸を使用して筋膜・骨膜に縫合します。
最後に皮膚縫合を行います。
縫合の際には、血液等の体液を排出するための管(ドレーン)を挿入します。(必要に応じて吸引ドレーンを挿入する場合があります。)
ネックリフトのダウンタイム
手術後1〜2日は手術部位を圧迫する必要があります。また、1〜2日後に挿入したドレーンを抜去いたします。
抜糸は手術の7日後です。
術後の腫れは、主に縫合部位である耳の周囲が中心で、1週間ほどで腫れは収まります。
- ネックリフトのリスク・副作用
- ネックリフトは以下のリスク・副作用があります。
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- 出血
- 腫れ
- 感染
- 皮弁壊死
- 創部離開
- 顔面神経麻痺
ネックリフトについてよくある質問
- Q手術の効果はどのくらい続きますか?
- A引き上げた広頚筋は、固定した部分で癒着します。そのため、効果は半永久的に持続します。