「ぼかす」

10歳になる娘との会話は、

すこしずつすこしずつ、高度になってきています。

先日は「ぼかす」がテーマでした。

最初は「浮気」という言葉が下品か？という

極めて高度な難題を突き付けられたため、

「そうねえ・・・多くの場面ではあまり品がないから

ぼかしていう言ことが多いかもね～」・・・なんていいながら

脳みそをフル回転して話題の方向性を変えるべく、

「ぼかす」をテーマにしながら逃げることに。

ぼかして話をすることは大人になると多いよ。

たとえば、トイレにいきたいときも

「しっこ」

とか

「うんち」

とか言わずに、

「洗面所」とか「化粧室」にいってきます

とか

もっとはっきり言わずに「ちょっと失礼」

とだけいうこともあるしね。

「洗面所いってくる」っていわれて、

顔洗いにいくのかと思ったりして

「あ、とうとう気づいた？その鼻くそ。」とか

言ったらだめだよ。

トイレだよ。

「化粧室」っていわれて、

化粧を直すのかと思って

「あ、眉ないの気づいてた？」

なんていうのも、だめだよ。

トイレだよ。

そろそろ。

もう10歳なんだしね。

そういう知識も必要だね。

娘「う～ん。じゃあ、（学校でちょっかいばかり出す）〇〇君から、

トイレから戻ったときに「（大と小）どっち？」って聞かれたら

どうやってぼかす？」

私「トイレはあっち」

〇〇君に負けるな。
?