すなおクリニック院長の美容情報ブログ
長かった‥
2022/06/01
長かった幽閉期間が今日で終了。
私自身はとっくに元気なのと、
とにかく最初に感染した4歳の娘の
注意すべき期間が過ぎ、復活してからは
段違いに、次元違いに、家族の生活が楽になりました。
隔離される人とそうでない人の境界線が明瞭になり、
部屋もきちんとわけることができたので
ノーマスクで過ごせる時間も大幅に増えました。
実はこの間に別件で入院していた母も、すっかり元気になって
退院し胸をなでおろしました。母は腎盂腎炎でした。
段々と、ただのお休みみたいになって、鼻の手術の勉強したり
いま弾いてる曲のお手本を聞きまくったり
マネして弾いたり。
↑アンネゾフィームターさん
もしあなたのマネをしています、と
お伝えしながら私が目の前でバイオリンを弾いて見せたなら、
さぞかし目をヒんムかれることでしょう。
でも一番したのは、読書です。
amazon で20冊くらいは買ってしまったかも。
つまらなくてすぐやめたのもあるけど、
特によかったのは、これ。
早期リタイアした女性が、子供のころにやっていたピアノを
再開してやり直し、奮闘しながらも、
プロでない自分が年齢を重ねた今、ピアノを弾く意味について
考えるお話です。
vocabularyが豊富で、知的だけどコミカルで、じわっとくる
素敵な本でした。
あとは、この本の中の、垣添忠生先生の文。
最高でした。泣いた泣いた。
垣添先生は、私ががんセンター東病院にいたときに中央病院の
病院長でいらした先生です。
殿と足軽みたいな関係でしたから、
(もちろん私が殿ね
、、、なんつって)
お話したことなんかありませんし、
あんまり人物像もわかっていませんでしたが、
なんと名文をかかれるお人か。
奥様をがんで亡くされたそうで、その後の先生の生き様を
極めて知的で抑制のきいた文章で描かれ、
泣かされました。
そう、あれは号泣といっていいでしょう。
テレビの番組表とか、週刊誌に
オーバーに「〇〇が号泣」って書いてあることがあるけど、
実際にはちょっと涙ぐんだだけだったりするじゃないですか。
本当の号泣とはこういうもんだと、
見せてやりたいほどでした。笑
さて、明日は少し仕事に復帰して、
明後日からはバリバリ働きます。
がんばるぞ~。
みなさん、ご迷惑をおかけいたしました!
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。