看護師さんの退職

先生のクリニックは何年目なの？

 

と、聞かれると

 

昨年は６周年記念だったという記憶から

 

つい「６年目です」と答えていました。

 

 

 

 

 

でもよく考えたら

 

今年の11月14日は7周年記念。

 

今、クリニックは６歳で

 

何年目かと言えば７年目にあたるんですね。

 

間違えておりました。

 

 

 

 

長いような短いような歳月の中で

 

沢山のスタッフさんが怒涛のごとく妊娠しまくり（笑）

 

退職された人も何人かいます。

 

 

 

 

 

 

誰かが退職するたびにブログを書いて来たわけではないけれど

 

退職される人がいるたびに

 

いちいち

 

ひっそりと寂しくなったり

 

がっかりしたりしてきました。

 

 

 

 

 

 

 

先日退職された看護師さんは

 

初めての当院で定年を迎えた看護師さん。

 

そしてその後も再雇用制度で、引き続きいてもらった方。

 

 

 

 

当院に勤務してくださっている期間に

 

順々にご両親を見送られ

 

話を聞いては私も

 

もらい泣きし、

 

また

 

看護師さん本人の

 

田舎でののんびりとした暮らしについての

 

明るく幸せな将来の夢についても

 

楽しく話を聞いてきました。

 

 

 

 

 

手術というのは看護師さんという強い味方を必要とし、

 

看護師さんと一緒に高い集中力で臨む濃密な時間なのですが

 

（だから私はどうしても必要な時や、

 

数少ないリラックスしてもOKな場面でしか

 

手術中におしゃべりをしません。）

 

彼女は手術室での経験が豊かで

 

私の極めて強い味方でしたので

 

一緒に戦った同士のような感覚もありました。

 

 

 

 

 

 

だから退職は心より寂しい出来事で・・

 

お別れの会では涙があふれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

元気かな。

 

ご両親の家を片付けるとのことでしたが

 

順調かな。

 

 

 

 

 

 

当院はまだまだ６歳。

 

それでも少しずつ歴史を刻み

 

寂しさ、希望、悔恨、期待、喜び

 

が生まれては消え、思い出と友情を残し

 

スタッフが産んだ沢山のbabiesもどんどん成長しています。

 

 

 

 

 

 

まだまだ「組織」というには未熟で

 

「集まり」

 

に近いけど

 

い～い集まりです。