すなおクリニック院長の美容情報ブログ
マッサージピール(コラーゲンピール)を始めます
2017/08/15
こんにちは。
クリニックのすぐ近所に今まで食べたこともないくらい美味しいチョコレート屋さんがあります。
牟尼庵さん、といいます。
https://munian.net/
時々、スタッフ全員で少しずつトリュフをいただいています。
トリュフ1つでケーキ一つ分の満足感。口に入れるとホロホロと溶けて、濃厚な香りにうっとりします。
ちょっと他にはないおいしさなので、クリニックの帰りに寄ってみてくださいね。
さて、イタリアから輸入された新しい治療法「マッサージピール(別名コラーゲンピール)」を始めます。
詳しくは
も、ご参照ください。(^^)
マッサージピールの主成分はトリクロロ酢酸(TCA)と過酸化水素です。
TCAというと、ニキビ跡のクレーターを治療する目的などに使用されてきた非常に強い酸なので私も最初に話を聞き始めた時は「うちではちょっと・・・」と敬遠しそうになりました。
ところがよく話を聞いてみればTCAと低濃度の過酸化水素を特許技術で配合することにより、TCAの激しいピーリング作用が抑えられており、生理活性剤としての働きがメインになっているとのこと。
真皮層の繊維芽細胞を刺激し、新しいコラーゲンの生成を促してくれるので肌の奥深くからハリと弾力が生まれる治療だというのです。なるほど!
というわけで、さっそく自分で試しました。
手の甲に塗ってマッサージすると・・・何も感じません。マッサージが気持いいだけです。
赤みもなし。マッサージが進むにつれて、だんだん肌の色が白くなってきました。
これは美白作用などではなく、即時反応。コウジ酸も配合されているために美白作用もありますが、この美白作用を確実なものするには複数回の治療を必要とします。
終了後はしっとりすべすべな感触になりました。成分が浸透してコラーゲンを増生し、肌にハリと弾力を生むようになるまでには1週間から2週間を要します。
いよいよ次は顔。
私はアトピーもちで、皮膚が薄いためか、塗りだしたらすぐにピリピリしだしました。
うーん。痛い・・・。
少しマッサージして薬液を浸透させたら水をたっぷり含んだスポンジで不活化を。
するとあっさりとヒリヒリがおさまりました。
ちょっと赤みがでましたが1,2時間で解消。
翌朝、鏡をみたらパーンとハリ感が出ていました。
パ―――――ン。
2日後から表皮に少し、うすーい皮ムケがでてきました。やはり抑えられているとはいえ少しピーリング作用も残っているようです。
でもやはりメインはコラーゲン生成のスピードアップ♪
うん。これは自信をもって患者様にお勧めです。
ハリ肌治療として、これからどんどん活躍してくれそうです。
興味のある方はスタッフまでお尋ねくださいね。(^^)
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。