すなおクリニック院長の美容情報ブログ
小じわに悩む方必見。~ロート製薬の再生医療研究室からステムサイエンスMD新登場~
2017/08/14
こんにちは。ここのところ少し暑さが和らぎましたね。
まだまだ日差しは強いですが、体調に気を付けてお過ごしくださいね。
先日の美容皮膚科学会では様々な刺激を受けて帰ってまいりました。
中でも韓国の朴丙淳先生の脂肪幹細胞培養上清液についての発表には最も感銘をうけました。
「幹細胞」という言葉は、今やニュースなどではたびたび耳にするようになってきましたね。
美容医療の世界でも幹細胞の持つ力に着目した治療法は着々と進化を遂げています。
乳房への脂肪注入の際に脂肪幹細胞のもつ再生力を利用する方法などが特に有名かと思います。
幹細胞には、分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力があります。
分化してある特定の機能が発現した普通の体細胞は細胞分裂の度にテロメアが短くなり、やがて分裂の限界を迎えます。
つまり増殖に限界があります。
しかし、幹細胞はテロメアの長さが維持される特徴があり、際限なく増殖できるのです(!)
この幹細胞を培養すると、様々な生理活性物質や皮膚組織に必要不可欠な細胞外タンパク質が細胞の外に分泌されることが分かっています。
ヒト脂肪由来幹細胞培養液には成長因子やサイトカイン、インターロイキンやSOD等の酵素などの生理活性物質やコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの細胞外タンパク質成分が豊富に含まれているのです。
これらの成分が総合して働きかけることにより、シワ改善効果や美白効果、抗酸化作用、発毛・増毛効果等、様々な生理的活性効果が学術発表されており、研究分野では幹細胞培養液を活用した再生医療の研究が盛んに行われています。
美容医療の現場でも、この「幹細胞培養液成分」を利用した肌再生治療や、自宅でも行える化粧品による肌の活性化が、最先端の再生医療研究を応用した革新的なアンチエイジング方法として人気を集めています。
当院でもこのヒト脂肪幹細胞由来サイトカイン製剤での治療を開始いたします。
治療は約1か月後から開始の予定です♪
「肌がパンと張る」治療。
私もとても楽しみにしています。
先行して、ステムサイエンスMDを導入しました。
購入者第一号は私(土屋)です(^^)。
エピステームはロート製薬の叡智を集結したエイジングケアブランド。
その中でも、ステムサイエンスMDは幹細胞培養上清の濃度が最大で、医療機関専売の製品です。
箱の中には4本のチューブに入ったクリームが入っています。
これを朝晩、化粧水のあとに塗布。
1週間で1本を使い切り、1か月で1箱を使います。
1箱30,000です。
これを塗布することにより、繊維芽細胞が刺激されコラーゲンが増殖します。また、健康なケラチノサイトも増え、肌にハリがよみがえります。
私は今、1本を使い切ったところ。。
既に目の下の小じわが浅くなり、肌全体にハリが出てきており気分上々です。(笑)
あと3本使い終わったころが楽しみです。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。