すなおクリニック院長の美容情報ブログ
下瞼のたるみ~皮膚を切らずに行う脱脂術~
2021/02/20
下瞼の脱脂手術のモニターさんです。
特に向かって左の下瞼の眼窩脂肪が目立っていました。向かって右も、わずかに膨隆が認められました。
左右差のないよう、ほどよく脂肪を除去しました。瞼の裏側からの脂肪除去ですので、顔に傷はありません。この手術を受けていただくと涙袋がはっきりすることが多いです(^^)
下瞼のカウンセリングをさせていただくと
3人に1人くらいは、
他院では脂肪を抜いて入れるといわれ、
高額の治療費(80万とか、100万とか)を請求された
とおっしゃいます。
脂肪を入れた方が良い人も確かにいますが・・・
全例ではありません。
眼窩脂肪をごっそり抜いて、脂肪を皮下にいれれば再発しないから
一回で手術が終わる、と他院で言われたという患者さんもいました。
そんなのはうそです。
どんな手術をしても10年、20年とたつうちに
100%の人が加齢していくのです。
加齢による容貌変化はひとそれぞれ。
遺伝的な要素もあれば、体重増減、紫外線の影響、栄養状態などなど
複合的な因子が関わります。
「眼窩脂肪を完全除去して、下瞼に脂肪注入をしておけば
下瞼はコンプリート、あとはノーケアだから
今、高額でもその価値がありますよ」
そんな言葉に騙されないでください。
ひとまず10年もつ手術。
それが健全だと思います。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。