台湾で開催されたISDS（国際皮膚美容外科学会）に参加してきました。

９月さえ乗り越えれば、、、！

 

と思って生きてきた2024年の夏。

 

 

 

 

９月には

 

台湾の国際皮膚美容外科学会（ISDS）で英語の発表２つ、

 

日本美容外科学会（JSAPS）で発表２つ（あと座長）

 

が予定されていたからです。

 

実はほかにも（！）発表が予定されていたので

 

本当に気が気でなかったけどそちらは

 

延期になりました。

 

（神様仏様）

 

 

 

 

 

５月～６月にも発表目白押し期間があったので

 

大変でしたが今回も正直言って死にそうでした。

 

 

 

 

日常の仕事と家庭、趣味など

 

様々なことを後回しにして

 

準備してきましたし

 

家の植物も何個か枯れました。

 

 

 

 

それなのに、ああ、それなのに

 

９月の発表がすべて終わったいま、

 

●実力不足を深く感じ

 

●社交性のない自分にち～ん

 

●英語の力も足りん、足りひん

 

●ついでにいったら若さも美貌もスタイルも足りひん

 

若い女医さんから

 

「私のほうが若いので大丈夫です（にっこり）」

 

と遠慮されたという

 

それはそれは痛ましく残忍な事件もありました。

 

（私、何歳に見えるっていうのよう。）

 

 

 

 

京都弁話せないけど

 

すごく足りなくて悲惨な気持ちを表現したいときに

 

「足りひん」はなんかマッチ♡

 

 

 

 

 

そう。

 

時々、私のことを偉く褒めてくださる患者様がおられますが

 

皆さま、それは幻想でございます。

 

 

 

 

実態はじたばたじたばた、もがき苦しむ

 

中年女なのです。

 

 

 

 

 

 

今朝、夫に

 

あのさー

 

「英語レッスンと

 

ピラティスレッスンと

 

プレゼンレクチャー受けたいんだけど」

 

と話したら、

 

「どこにそんな時間がある」

 

と鼻で笑われました。

 

 

 

 

 

そう。

 

あの方はいつも正しいのです。

 

でも、こっそり申し込んだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなじたばたする中年女に

 

台湾では

 

温かで頭のよい日本人の先生方が

 

優しく親切にしてくださいました。

 

宮田成章先生（みやた形成外科・皮ふクリニック）

 

古山登隆先生（自由が丘クリニック）

 

河野太郎先生（東海大学医学部外科学系形成外科）

 

奥謙太郎先生（ヒルズグレイスクリニック）

 

そして

 

古山先生のお嬢様Risakoさん。

 

（皆さま本当にありがとうございました。）

 

 

 

 

古山先生は相変わらず静かに上品に皆さんに質問をされ

 

一つ一つに丁寧に関心を示し、

 

「社交とはこうやってやるんだよ。」

 

と、また教えられました。

 

 

 

 

興味深いお話も沢山でましたが

 

日本語だったにもかかわらず

 

半分くらいは

 

よく意味が分かりませんでした。

 

 

 

 

 

その日の夜は、（苦手な）パーティーがあり

 

全力で社交力の「なさ」を発揮してきました。

 

いや、だから私、本（漫画）読んで

 

ポテチ食べて育ってきたんだってば。

 

オタクのがり勉で、内向的なんだってば。。

 

どっちかというとコミュニケーション障害系なんだってば。

 

 

 

 

笑顔で集合写真とったけど

 

なんか誰かに肩さわられてんな～と思ったら

 

知らん人だったよ。

 

 

 

 

 

 

そんな笑顔ひきつる私を見かねたのか、

 

学会にお声掛けくださった責任感からか

 

宮田先生がそのあと、夜市をみせてくださいました。

 

 

 

 

 

 

お腹ポンポンでしたが、異国情緒が楽しく

 

初めてのパパイヤミルクを満喫しました。

 

宮田先生、ありがとうございました。

 

はい。わたし食いしん坊なので、

 

こういうのは楽しめます！

 

 

 

 

 

 

翌日、学会初日。

 

宮田先生がこれまたご親切に学会看板の前で

 

写真を撮ってくださいましたが

 

眩しくて目が開けられませんでした。

 

（ダメだな、私。笑）

 

 

 

初日の発表。

 

あとで録画みたら

 

声が小さい

 

自信なさそう

 

髪型おばさんぽい。

 

 

 

 

でもすごく救われたのが

 

 

 

 

あとから、

 

「発表よかったよ」

 

と廊下で話しかけに来てくださり

 

名刺を下さった台湾の先生がおられたこと。

 

 

 

 

一生この人をあがめようと

 

翌日はストーカーみたいに

 

その先生の発表をいそいそ聴きに行き、

 

発表風景を撮影してSNSに使ってくださいと

 

送らせていただきました。

 

それほど救われ、ありがたや、と思ったのです。

 

 

 

 

 

 

それから、

 

さらに私を救ってくれたのが

 

会場のお菓子でした。

 

 

 

朝ごはんをコーヒーだけにして

 

ダイエットしようとしたら

 

お腹すいてしょうがなくて

 

お菓子で紛らわすことになりました。

 

 

 

万一ですが海外の先生方から

 

日本人は無料のお菓子を

 

食べまくる国民だと思われていたら

 

日本の皆さん、ごめんなさい。

 

 

 

 

翌日の発表は

 

やけくそ気味に

 

大声でやりました。

 

河野太郎先生が

 

かっこよかった、とLINEくださいましたので

 

大きな声をだして喉を傷めたかいがありました。

 

 

 

写真右の女医さんは革の半ズボンでした。

 

似合うから何でもOKに見えます。

 

いつかそんな恰好で学会の舞台に立ってみたいものです。

 

 

 

 

 

台湾最後の夜は、またパーティー。

 

私がストーカーした先生が

 

化け物と写真を撮ろう！と連れて行ってくれました。

 

ありがとうございます。

 

化け物とのツーショット、

 

素敵な記念になりました。

 

 

 

 

 

色々と反省させられた学会でしたし

 

家族にもクリニックにも迷惑をかけました。

 

お声掛けくださった宮田先生に感謝。

 

常に親切にお話しくださった河野先生にも感謝。

 

日本のホープ、奥先生に拍手。

 

 

 

 

とてもよい経験になりました。

 

未来に活かしていけるよう

 

これからも楽しみつつ精進します。

 

まずは社交性かもな～。