おでこ（額）・こめかみ整形

年齢とともに額がごつごつと痩せてきた、シワがよるようになった、こめかみがやせてしまい骨の形が見える顔立ちになってしまったなど、額やこめかみの変化に悩む方は多いものです。かといって、ＳＮＳなどで見るように額やこめかみを不自然なほどに膨らましてしまうのは考えものですね。おでこ（額）やこめかみの治療ではお顔の他のパーツとのバランスをとりながら自然にふっくらとさせるのが理想的です。

おでこ（額）・こめかみの診察には正確な解剖学的知識が必要です。無資格のカウンセラーではなく実際に治療を行う医師が事前の診察を行うことで患者様のお顔に最適な治療法をご提案することができます。丁寧に時間をかけてカウンセリングを行い、患者様が現在抱えているお悩みや目標とするおでこ（額）・こめかみの形を伺います。気になることやご不安な点がございましたら、お気軽にお話しください。

おでこ（額）・こめかみは特に繊細な注入技術を必要とする部位です。重要な神経や多数の血管が狭い空間に存在しているため雑な手技ではそれらを傷つけやすいのです。すなおクリニックでは額とこめかみの注入治療に特にゆっくりとお時間をとり、細かい部分にも注意をはらいながらいつでも美しい仕上がりを目指しています。

額へのボトックス注射は手軽な治療であることから、多くのクリニックで取り入れられている治療法です。
しかし、適切な打ち方をしないと仕上がりが左右非対称になってしまったり、眼瞼下垂症を来してしまったりということがあるのです。ヒアルロン酸も解剖学的知識とトレーニングを受けていない医師が事故を起こした事例は後を絶ちません。当院の院長は、ボトックス・ヒアルロン酸ジュビダームビスタシリーズの製造元であるアラガン社から施注資格を受けた、いわばエキスパート。入念なカウンセリング・診察のもとで、慎重に注射を行います。

おでこ（額）やこめかみを整える場合、ヒアルロン酸注入は大変有効です。ヒアルロン酸はお顔の不足しているボリュームを補う働きがあり、適切な粘弾性・凝集性をもつヒアルロン酸をうまく選択することによって優れた治療結果をだすことができます。
また、ボトックス単独の施術では額のシワがへっても瞼が重くなったり目が小さくなったりしてしまうという副作用が発生することがありますが、ヒアルロン酸（またはヒアルロン酸にボトックスを少量使用する治療法）であればこの副作用を発生させずにしわの改善を目指すことができます。マイオモデュレーション理論といって額の筋肉（前頭筋）の下にヒアルロン酸を注入することで前頭筋の働きを刺激し、瞼の重みを発生させずに額のシワを減らすことができるのです。
おでこ（額）・こめかみのヒアルロン酸注入は施術直後から効果が得られ、約１年持続します。直後から洗顔・お化粧も可能です。まれに軽度の腫れや皮下出血が出ることもありますが、多くの場合メイクでカバーできる程度です。

ヒアルロン酸注射について詳しくはこちら

ボツリヌス毒素（ボトックス・ゼオミン）を使って額のしわ治療をすることができます。もともと眼瞼下垂症のある方や、前頭筋の緊張が極めて強い人では瞼が重い、目が小さくなるなどの副作用を生じることがありますので、事前の医師によるカウンセリングは必須です。あまり副作用のご心配がないと診断された方でも、初めての施術では慎重に「浅く、少量から」注射いたします。

ボトックス注射について詳しくはこちら

おでこ（額）・こめかみのボリューム不足は脂肪注入で改善することができます。ヒアルロン酸と比較して「製剤が吸収分解される」ということが発生せず、生着した脂肪はそのまま残っていきます。注入量が多すぎるとしこりになったり、生着率がさがったりしますので、必要量が多い場合には2回ほどにわけて手術をうけていただくこともあります。自家組織ですので自然になじみやすく、持ちが良いという点で人気があります。

脂肪注入について詳しくはこちら

ひと昔前に流行った「こぶ」のようなヒアルロン酸注入はすっかり廃れ、現在は自然にお顔のバランスを考えながらふわっとさせる注入が主体となっており、私もホッと胸をなでおろしています。当院では自然にふんわりと、上品に。そのような仕上がりをいつでも目指しています。

プロフィール