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すなおクリニック院長の美容情報ブログ

上瞼のたるみ治療には眉下切開法もあります。

雪が降り続いた時には本当に寒くて、通院の患者さんもお気の毒でしたが、今日は暖かいですね!

クリニックも暖かいので今日は半袖で過ごしています。

さて、加齢とともにまぶたがたるんで目が小さくなってきたー、という方は多いと思います。

私も30代半ばくらいから目が小さくなったなあと感じるようになりました。

上瞼のたるみの手術は何通りかあります。

二重の手術を行うときのように二重ラインに沿ってたるんだ皮膚を切除したり、眼瞼下垂を修正するために眼瞼挙筋という筋肉の腱膜を短縮する方法などが有名ですが、この手術をすると目元の形の変化が大きいので、人によってはこの手術が望ましくないということもあります。

眉下切開法は、患者さん本来の自然な眼の印象を損なわずにたるみの治療ができるので、「手術したことを気づかれたくない」という人に向いています。

ただし、眼瞼挙筋という筋肉の働きが衰えて眼瞼下垂症を生じている方には不適切です。

眉下切開法では、普段アイブロウを書いているラインにそって、切開を行います。眉のしたで余分な皮膚を切除して目元のたるみを引き上げるのです。

通常、皮膚の切除幅は1㎝くらいになることが多いです。1cm、というと、「え?そんなにたくさん?」と言われる方もいますが、たるみがある程度きている方はこのくらい切除しても全く不自然になりません。

下の症例は、眉下切開法としては比較的変化が大きいほうの症例です。

どのくらい変えたいかは、術前によくお話し合いして決めますので、安心してくださいね。

手術前。 若いころは二重だったとのことでしたが、加齢とともにまぶたが下がってきたために目の大きさが小さくなってしまい、二重ラインも見えなくなってしまっていました。

眉下切開法術後。 二重ラインが復活して目の大きさも若いころのように大きくなりました。 眉下の傷は、最初の6か月くらいは赤みがでてしまいます。眉メイクを少ししっかりめにしていただくとわからなくなります。

*眉下切開法両側300,000

*リスク:出血・感染・創離開・左右差

傷の目立ちやすさは、個人差もありますが術後3か月もするとかなり目立たなくなります。

1年後には至近距離でもほとんどわからないという程度まで落ち着くことが多いです。

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Sunao Tsuchiya

京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。

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