すなおクリニック院長の美容情報ブログ
手術か。非手術か・・・?適材適所が大切です。
2022/12/26
美容の世界で最も盛り上がっているのは
「非手術」領域。
照射系機器も注入製剤も注入技術も
各段の進歩を遂げ、
私たちは「切らずに」効果的な美容医療を受けることが可能に
なってきました。
非常によいことで、日常忙しく仕事をしている男女が
短いダウンタイムで、あるいはノーダウンタイムで
美容医療を利用することができます。
非外科万歳。
非手術万歳。
こんな雰囲気の中、OPEはしない美容の医師も
沢山活躍されています。
OPEをしない美容の医師の中には、
「OPEの知識が全くない人」と、
「知識はあるけど技術が不足している医師」
「OPEはできるけど、あえてしない医師」が
混ざっています。
美容医療はだいぶ発展してきたけど、
まだまだ発展途上。
実は手術でないとできないことが
残されています。
特に、
中等度以上の上瞼のたるみ
中等度以上の下瞼のたるみ
鼻尖・鼻翼の本質的で持続的な形の変更
骨格の変更
重度の顔のたるみ
などなど。
これを見極めずに、無理して非手術で何とかしようとすると
極めて残念な結果になります。
手術などの侵襲的な施術よりも注射などのやんわりした施術のほうが
自然に仕上がるのではないか。
・・・と考えがちなのですが、
ケースによっては、誤解です。
私も注入や照射は大好き。
でも、それではうまくいかない部位・レベル・形
も存在し、そういうケースに無理やり非手術で対応すると
それは却って不自然な結果につながってしまうこともあるのです。
繰り返しますが誤解なきよう・・・
私は非手術的な手法も大好きです。
使い分け・適材適所が大切だなーと、考えているのです。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。