すなおクリニック院長の美容情報ブログ
どこからが「やりすぎ」?
2019/08/17
よく、患者さんから
「自然に仕上げてください」
と言われます。
「あまり急に変わりすぎるのは嫌です」
とも。
わかります。
その気持ちはよ~く、わかります。
でも、まったく変わらなかったり、
非常にわずかな変化しかないような治療では
これまた満足してもらうことはできません。
変化を求めて来ていただいているのだから、
当たり前ですよね。
そこが難しいところ。
この悩み
結構、日本人に特有かもしれません。
どのくらいの変化が
「少し」と感じるのか
「大きな変化」と感じるのか
これも、人によって異なります。
私は大体、その方の治療歴をうかがって
どのくらい美容医療に慣れている方なのかを把握し
あとは、お話しをする中で
どのくらい変わりたいと感じているのかを
探ります。
あとは勘です。(ごめんなさい)
もちろん、どういうことをすると
どのくらい変化が見込めて
ダウンタイムはどのくらいか、など
お話しさせてもらいますが、
それで想像が本当にすっかりつく、という人は
少ないのではないかと思います。
「不自然」だと人が感じるのは
①左右の対称性が著しく損なわれているとき
②逆に左右があまりにも対象なとき(盲点)
③形態の連続性が損なわれているとき
④年齢と比較してあまりにも若い容貌・装いであるとき
⑤肌に異常なむくみを生じるなど色調や質感の変化があるとき
⑥通常存在しない凹凸が存在するとき
⑦平均的な形態から逸脱する形態となっているとき
などでしょうか。
施術後の一時的な不自然さは仕方がないとしても、
恒久的に①~⑦のような状態が続くと
非常に残念な結果となり、
患者さんは「生きづらく」なることがあります。
不自然でなく
やりすぎた感じのない
美容。
これからも考え続けていきます。(^^)
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。