すなおクリニック院長の美容情報ブログ
眉下切開と埋没法を同時に。(ダウンタイムを含めて)
2022/10/12
上瞼の皮膚が多めにたるんで
目元に被さってきている場合、
二重ラインをいれたいとご希望いただいても
全切開法のみで解決するのは無理。。という場合があります。
二重線のところで多くの皮膚をとると、
上方の厚い皮膚と睫毛の生え際の薄い皮膚を縫合することとなり
仕上がりが極めて不自然になりやすいからです。
かといって、全切開で二重ラインつけて、眉下で皮膚をとるか?
というと、
できないことはないけれど
腫れがきつくなりすぎるし、おいそれとはおススメできません。
そこで、眉下切開で皮膚の量をぐっと減らしておいて
埋没法でラインをつけてみる、
という選択肢が光ります。(ぴかっ)
本日は、そんな組み合わせ手術を受けていただいたモニターさんの
ご紹介です。
オペレーターは藤原医師でした(^^)
before です。皮膚の余剰が多く、額に力を入れて眉を一生懸命持ち上げて眼を開けていらっしゃいました。
埋没法で奥二重のラインをつけ、目力を増しながら、眉下切開法で皮膚のたるみを取り除きました。額の力はぬけ、リラックスした表情でも綺麗に瞼が開いています。
横から見ると、皮膚が大きく被さってこられているのがわかります。
自然にすっきりとされましたね。
ダウンタイムですが、7日目の抜糸の日の
状態がこのような感じです。
少し腫れぼったいですが、
表をあるけません!というほどではありませんね。
私たちが嫌うのは
「無理をしている感じの顔」
です。
できるだけ無理している印象にならないように
だけどキチンと変化させる。
そのニッチなところを狙っていきたいと、
日々考えています。
モニターさんにご協力いただいた方、
ありがとうございました。
これからの毎日が明るく楽しくなりますように!
眉下切開のリスクは
出血・感染・創部離開・左右差・縫合糸膿瘍など
埋没法のリスクは
糸が外れてしまう・左右差・感染・縫合糸膿瘍など
です。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。