すなおクリニック院長の美容情報ブログ
サーマクールの脂肪への働きかけ
2022/10/13
サーマクールというラジオ波とたるみ治療機器には
他の機器に代替を許さない特徴があります。
それは、「脂肪の隔壁を縮ませる効果」。
(↑ちょっとサタデーナイトフィーバーみたいな
写真装飾になりました)
私たちの顔は老化とともに萎縮していきますが、
すべての部位が萎縮して縮こまるわけではなく
そのスピードに差があり、また、重力による下垂も生じます。
そのため、「ここはもっとボリュームが欲しいけど
ここは減らしたい」という、部位による違いが出てきます。
この女性の顔に書かせてもらったのは「脂肪区画」と呼ばれる
隔壁によって隔てられた脂肪の境界です。
このうちのグリーンで塗った「下顎脂肪区画」については
下顎脂肪区画が不足しているから足しましょう!!などということは
皆無。
かなり多くの人で、ここは容量過多になっています。
(やせ型の人は皮膚ばかりがここに下がってきていることもありますが)
それから
ほうれい線の上とフェイスラインにそった部分。
ここも「減らしたい」ゾーン。
私の祖母と母の顔を思い出すと、
このフェイスライン・ほうれい線上・下顎脂肪区画に
これからたんまりと脂肪がたまってくるのは
目に見えています。
今日はオフだったので、
広報活動に来たと称して
藤原先生にサーマクールを照射してもらいました。
サーマクールの照射では、
漫然と照射するのではなく
顔の老化のプロセスと解剖学的知識を理解した上で
個々の患者さんのお顔を観察して
緩急つけた当て方をすることが大切だと思います。
サーマクール、キャンペーン中です。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。