すなおクリニック院長の美容情報ブログ
ほうれい線を改善するには、なんだかんだいっても結局ヒアルロン酸
2025/11/04
ほうれい線は顔立ちによっては特に
老化現象であるとも限らないのですが
深くなってくると
顔の影も増えて暗く見えるし
やはり気にされる方が多いです。

顔のたるみも原因なのですが
鼻翼基部での骨萎縮なども原因の一つ。
たるみケアの機器やスレッドリフトなどが
ほうれい線に効果がないわけではないのですが
鏡でほうれい線ばかり見てしまう~と言う方には
ヒアルロン酸はやはり最強の味方です。
ただし、ヒアルロン酸をほうれい線に入れて満足していると
顔はたるんだまま、ということになりますので
たるみケアをして、少し浅くなったほうれい線に
ヒアルロン酸をいれる、というのが
本当はベストなんですけどね。

当院で採用しているヒアルロン酸は
ジュビダームビスタシリーズと


レスチレンシリーズ。
どちらも厚生労働省の承認を得ている
製剤です。
これらのヒアルロン酸は1本が1ml。
1mlってどのくらい?と言いますと
お料理の小さじが5mlですから
その5分の1です。
時々、ヒアルロン酸3本・・などと
ご提案すると
「そんなにいれたら芸能人みたいに
顔がパンパンになるのでは?!」
と心配される患者さんもおられますが
3ml程度(=小さじの3/5)では
到底そのようなことは
生じませんのでご安心くださいね。
先日ほうれい線のヒアルロン酸注入モニターさんに
なってくださった方がおられましたので
ご紹介します。
                  
                  
当院では左右のほうれい線に
1度に3mlのヒアルロン酸を
注入することはありません。
一度に沢山のヒアルロン酸を同じ場所に
注入してしまうと、血管に圧力がかかり
血流障害を引き起こすことがあるためです。
この患者さんも2回にわけて注入を行いました。
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
                  
注入量と効果の関係がなんとなく伝わりましたでしょうか。
私は、特に初めての注入を行う方には
最初は少量いれてみて、物足りなければまた足しましょう、
というスタンスでいつもお話しています。
安全で自然な最小限の美容医療で
満足いただけたら嬉しいです。
1本=1mlは、結構少量だ、という感覚と、
1本でも結構変わるという感覚。
そして、3本目くらいから満足度が高くなっていく
という感覚が共有できたら嬉しいです。
ヒアルロン酸注入のリスクは
感染・アレルギー・遅延性アレルギー・結節形成・
血管内注入による塞栓・失明などです。
トラブルを防ぐため、様々な研修を院内にて
繰り返し、
厳密な清潔操作を心がけ
カニューラ(鈍針)を使いこなすよう努力しています。
そして事故の報告の多い鼻への注入は
お断りさせていただいております。
ヒアルロン酸のコストは
1本目:88000円
2本目(1本目と同日):79200円
3本目(1,2本目と同日):70400円
です。
モニターさんに協力くださった方
ありがとうございました。
これからの毎日が
明るく楽しくなられますように!
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。


      








      
  
  
  
  
  
  
  