すなおクリニック院長の美容情報ブログ
下瞼のたるみ・クマの解消~ヒアルロン酸の場合~
2016/12/13
アメリカンショートヘアを飼っています。
4年半前、ペットショップで店員さんにお願いして抱かせてもらった時には
まだとてもとても小さくて、おずおずと、そしてすりすりと、
そーっとひざの上に乗ってきました。
店員さんからも甘えん坊で抱っこが大好きな子ですよ、といわれて心底ほれこみ、
一生可愛がりますっと誓って購入させてもらいました。
本当に本当にかわいかった。。。。。。
それが今では
それが今では
こんな態度に・・・!
24時間いつでも脱力100%。緊張してる姿はほとんど見たことがありません。
歳月って恐ろしいです。
野生では300%生きていけないでしょう。
・・・さて、前書きが長くなってしまいました。
本日は下瞼のたるみについてのお話です。
下瞼のたるみに悩んでいらっしゃる方は、意外と若い方でも多くみられます。
下眼瞼の脂肪をしまっている隔膜が緩んでくることが原因で、このたるみは俗に「目袋」とも呼ばれます。
疲れている印象、老けた印象がでてしまいますので、美容上問題になるのです。
目の下のたるみによる陰クマの方です。 たるみが高度な場合には手術が必要となりますが、HAでもある程度は解消できます。
完璧に、とはいきませんが、陰クマの目立ち方を緩和することができました。 注射一本での結果としてはまずまずです。
*目元のヒアルロン酸注射 リデンシティーⅡ1ml ¥50,000
*リスク:出血・ヒアルロン酸へのアレルギー・塞栓
治療の仕方としては、根本的な解決をしようと考えれば、手術になります。
突出している眼窩隔膜と脂肪を処理する手術法として、ハムラ法や、脱脂術があります。
ハムラ法は、下眼瞼のまつ毛ぎりぎりを切開して、眼窩隔膜につつまれた脂肪組織を平坦に整えながら頬骨の骨膜に縫合し、余分な皮膚を切除して縫合する術式。
脱脂法はもう少し簡単で、瞼の裏側から余分な脂肪を抜き去るという方法です。
手術まではあまり考えたくない、という場合、症状が軽度であればヒアルロン酸の注入で誤魔化すことも可能です。
数としては、圧倒的にヒアルロン酸注入を受ける方が多い現状です。
膨らんでいる眼窩脂肪の下方の窪みにヒアルロン酸を注入して、膨らみができるだけ目立たないようにするのですが、膨らみが高度な場合には、ヒアルロン酸注射だけで綺麗に整えるのが難しいこともあります。
注射に要する時間は10分以内。
膨らみが軽度なら、これだけできれいに整いますので、よければ一度診察にお越しください。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。