額のボトックスで失敗

 

額のボトックスで失敗したことがある方や

 

お知り合いが額のボトックス注射を受けて

 

顔つきが変わってしまったのを見たことがある方、

 

おられませんか。

 

 

 

 

 

 

少し古めの教科書だと、額のボトックスの打ち方は

 

こんな感じで記載されています。

 

前頭筋（額の筋肉で眉を上にあげる方向に働く筋肉）

 

の、外側の筋繊維の働きを残すことによって

 

眼瞼下垂を防ぐのだと書いてあったりもします。

 

 

 

 

 

こういう打ち方をすると眉尻が上がるのですが

 

眉尻があがった表情は海外では好まれることも

 

多いようです。

 

 

 

 

 

こういう眉の海外セレブ、よく見かけますよね笑

 

（＊このイラストはAIが描いたものです）

 

スレッドリフトなどでもわざわざ眉毛外側を持ち上げる

 

施術があり（in 海外）

 

文化と好みの差を感じます。

 

 

 

 

 

日本で現在働いている美容ドクターのほとんどは

 

ここまでぴょいーんと眉の角度を変更する気はないし

 

前述のような打ち方はしていないのですが

 

それでも、前頭筋の外側と内側の線維の力の差や

 

代償性の筋緊張の出方などによっては

 

思わず（！）こんな感じになることがあります。

 

 

 

 

 

 

またまたAIに書いてもらったイラスト。

 

わかりますか？

 

ちょっときつめに見えて、額の外側に力が

 

入っている感じです。

 

 

 

なんとなく強めのきつい顔になります。

 

このような場合、

 

上瞼の皮膚にたるみがなければ

 

額外側にボトックスを追加注射すれば

 

一件落着します。

 

 

 

 

問題は、上瞼の皮膚にたるみがある場合。

 

そんなケースで額外側にボトックスを打ってしまうと

 

一気に瞼が重～くなって

 

二重ラインが消え

 

困ったことになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

ところでこちらは当院スタッフ。

 

 

院内でボトックスを注射した結果です。

 

眉をあげてもらったときの表情です。

 

眉をあげなければ、そうでもないのですが

 

ちょっとした表情をつくったときに眉が上がると

 

外側がぴょいーんと上がってしまう状態に

 

なっていました。

 

 

 

 

上瞼のたるみが見られるため、

 

外側にボトックスを打つことはできません。

 

 

 

 

そこで、ボトックスは諦めてもらい

 

ヒアルロン酸で額のケアをすることとしました。

 

ヒアルロン酸を「よい層」に注射すると

 

額の前頭筋の働きが抑制され

 

しわが寄りづらくなり、

 

なおかつ、全体的にリフトアップして

 

まぶたのたるみも改善します。

 

 

 

 

 

 

額のヒアルロン酸注射では、

 

額のごつごつ感もとれて女性らしさが生まれます。

 

 

 

まとめますと、

 

①額ボトックスを注射すると目つきが変わってしまう方

 

②目つきが変わった場合に「ボトックスで」解消できない方

 

③額の骨萎縮・軟部組織萎縮が強く、ごつごつした額の方

 

には、ボトックスよりもヒアルロン酸注入のほうが

 

むいていることが多いです。

 

 

 

 

 

ヒアルロン酸注入のリスクは

 

出血・皮下出血・感染・しこり・凹凸・血管内注入など

 

コストは、

 

１本目　88，000円

２本目　79，200円

３本目以降　70，400円

 

です。

 

 

 

協力してくれたスタッフさん、

 

ありがとうございました！！

 

 

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