美容コラム
額ボトックスの失敗
2026/07/04
実は失敗を生じやすい部位です。

額に横ジワがよってくると
年齢が上に見えやすくなります。
若い人の額は丸みがあり、皮膚にハリがあって、
つるんとしていますよね。
年齢とともに額は痩せ、皮膚はハリを失い
ちょっとした表情の動きで横ジワがよるようになります。
手鏡を少し上方でもって、顔を動かさず目線だけで鏡を
見上げてみてください。
意外とその表情、他人の眼にはいっています。
額の横ジワの治療で、最も多く使われるのが
ボトックスです。
でも、額のボトックスは実は注意をしないと
失敗と隣り合わせなのです。

👆額のボトックス失敗例その1 「スポックブロウ」
前頭筋の中央の筋線維がボトックスによって
強く抑制され、その代償に外側の筋線維が強く働くことで
眉尻と上瞼が吊り上がったきつい表情になることがあります。

前頭筋全体に対しボトックスの効果が強く出すぎて、
眉毛が下垂し、それにつられて瞼が下がって重くなる
現象です。

👆額ボトックスの失敗例3 「微動だにしない額」
一見綺麗に見えるのですが、あまりにも動かない額は
不自然な印象を与えることがあります。
このように額のボトックスは非常に繊細な施術です。
当院では
額の筋肉の動きを観察し
年齢を考慮し
真皮浅層・真皮深層・皮下・前頭筋浅層・前頭筋深層
のどのレイヤーにどの位置で注入するかを
慎重に検討します。
注入位置と深さを詳細に記録し、
前回の結果を踏まえて次回の注射法を変更するという
学習を重ね、カスタマイズを深化させていくように
しています。
それでも額のボトックスがあまり向いていない方
もおられます。
そういう方への対応については次回以降に
書いてみたいと思います。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
医師としての視点で見る美容の裏側や、院長個人の考え、日常の出来事についてはnoteで発信しています。










