すなおクリニック院長の美容情報ブログ
エラボトックスの効果、どのくらい小顔になるのか
2022/10/08
なぜ顔は小さいほうがよいのかしら。
大きい方が遠くからよく見えるし
すぐにどこにいるか見つけてもらえるのに。
私の母は非常に顔が大きい人で
子供のころ、母と二人で第九の市民合唱団にはいったんだけど
合唱団の団員は全員白いシャツで黒いスカートかズボン。
本番のビデオをあとで家族でみたら
大勢の合唱団員が同じ服を着て遠くから
小さ~く撮られた映像だったにもかかわらず
母は一瞬でみつかりました。
このように、顔が大きいと便利なことはあるものです。
小野小町も顔は大きそうな気がします。
でも現代の先進国では顔は小さいほうが美しいと
されてしまっています。
基本的に私たちは過去の歴史に類を見ず長生きになってきており
長~く生きると、顔は丸く四角く垂れてくるので
逆にコンパクトだと若くてシャキッと見え、
今やそれが理想とされているのかもしれません。
小顔治療には骨切りから脂肪吸引、フェイスリフト手術、
クールスカルプティング、脂肪溶解注射、
ヒアルロン酸やスレッドによるリフト
などなど
本当に色々あります。
その中でも
適応さえあればですが
群をぬいて
簡単で
短時間で終わり
痛みが少なく
医学的リスクが少なく
効果の高い
ダウンタイムの短い(とうか通常ほぼない)
治療だと思います。
前置きが長すぎましたが
本日は斎藤先生の患者さんで
お写真提供を快諾くださった方の写真をご紹介します。
施術前。触診で咬筋の発達が確認できましたので、エラボトックスの効果がでやすい方だという判断になりました。
施術後1か月。咬筋が委縮しフェイスラインがシャープになりました。
1回の注射ですっかりフェイスラインが変わりましたね。
お写真提供を快諾くださりありがとうございました!
どうか毎日が楽しくなりますように!
咬筋とは、普段私たちが食事をするときに咀嚼に使っている筋肉です。
このように、下顎を大きく覆っている部分が
いわゆる「えら」と呼ばれるのですが
ここにボトックスを
注射します。
ボトックスは筋肉への神経伝達物質の働きを阻害しますので
注射したその部位の筋肉が動きづらくなり
廃用性委縮をきたしお顔が小さくなるのです。
ものを咬みづらくなるか?!
私はちっとも。
外科系の医師にとってご飯は元々飲み物ですから笑
でも、普段からよ~く咬んで食事される方や、
固いものを食べるときには
「ちょっと顎が疲れるな」という感じはするかもしれません。
食事できなくなったりはしませんのでご安心を。
「私にエラボトックスは合っているかしら?」というところから
診察室で診させてもらいますので
よかったらカウンセリングにいらしてくださいね。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。