美容施術解説
ソフウェーブのデメリットとは?効果が出にくい人と後悔しない選び方
2026/08/21
「たるみ治療にソフウェーブを勧められたけれど、デメリットも知ったうえで決めたい」「決して安くない治療なので、効果を感じられなかったらと思うと踏み出せない」……。このようなお悩みをお持ちではありませんか?
インターネット上には「効果なし」「後悔した」という声も見つかります。ただ、そうした不満の多くは、機器そのものの欠点というより、たるみの原因と、ソフウェーブが働きかける層とのずれから生まれています。
ソフウェーブが熱を届けるのは真皮(しんぴ)という比較的浅い層であり、そこより深い場所に原因があるたるみには、どうしても届きにくいのです。
本記事では、ソフウェーブのデメリットを、形成外科出身の医師の視点から包み隠さずお伝えします。効果を感じにくい方の共通点、痛みやダウンタイムの実際、「デメリットとして語られがちだけれど実際には違うこと」まで踏み込みます。
カウンセリングでクリニックに確かめておきたい点も、エビデンスと当院の診療経験にもとづいて詳しく解説します。
第1章 ソフウェーブのデメリットを読み解く前に知っておきたい作用の仕組み
ソフウェーブのデメリットは、この治療が「どこに、どう働きかけるのか」を知ると、驚くほど筋道立てて理解できます。まずは仕組みから整理していきましょう。
1-1. ソフウェーブが熱を届けるのは真皮という浅い層

ソフウェーブは、SUPERB(スパーブ:同期平行型超音波ビーム)という超音波技術を用いた照射治療です。皮膚の0.5mm〜2mmの深さにある真皮層にエネルギーを届け、真皮の浅い層を約70℃まで温めます。
この熱によってコラーゲンとエラスチンの生成が促され、肌が内側から引き締まっていくという仕組みです。
超音波のエネルギーは1.5mmの深さを中心に円柱状のかたちで加わり、その一方で肌表面は冷却によって守られる構造になっています。
米国FDA(食品医薬品局)は、顔のしわ・眉のリフト・顎下および首のたるみのリフトなどについて、22歳以上を対象としたクリアランスを与えました。ただし、クリアランスを取得した機器であっても、いかなる施術にも一定のリスクは伴います。
1-2. 真皮に作用するという特性が、そのまま限界にもなる
真皮に的を絞れることは、ソフウェーブの強みです。肌のハリ、目元や口元の小じわ、毛穴の目立ちといった「皮膚そのものの質」に関わる悩みには、素直に働きかけてくれます。
しかし裏を返せば、真皮より深い層で起きている変化には、届きようがないということでもあります。ここがソフウェーブのデメリットのほぼすべての出発点です。
「効かなかった」というご感想の背景をたどると、その方のたるみの主因が真皮になかった、というケースが少なくありません。
1-3. 顔のたるみは複数の層で同時に進む

私が診察でお伝えしているのは、顔のたるみは一つの層だけで起きているわけではない、ということです。おおまかには次の層が関わっています。
- 皮膚(真皮):コラーゲン・エラスチンが減り、ハリを失う。
- 皮下脂肪:脂肪パッドが下垂してさがり、頬や口元に覆いかぶさる。
- SMAS(スマス)筋膜と支持靭帯(リガメント):顔を吊り上げている支持構造がゆるむ。
- 骨:加齢により輪郭を支える土台がやせる。
ソフウェーブが担当できるのは、このうち一番上の層です。50代の女性で「ソフウェーブを受けたのに、ほうれい線が変わらなかった」とご相談に来られた方の場合、鼻翼基部および頬の支持構造のゆるみが主体で、真皮への治療だけでは変化を感じにくい状態でした。
デメリットを正しく読むには、まずこの層の地図を持っておくことが欠かせません。
第2章 ソフウェーブの主なデメリット4つと、その医学的な理由

ここからは、ソフウェーブのデメリットを4つに整理してお伝えします。それぞれ「なぜそうなるのか」まで踏み込みます。
2-1. 深い層が原因のたるみには物足りなさが残る
最も大きなデメリットは、進行したたるみに対して変化を感じにくいことです。皮膚の余りが大きい方、脂肪の下垂が目立つ方、支持構造のゆるみが主体の方では、真皮を引き締めるだけでは印象が変わりにくい傾向があります。
この点は、研究の設定からも読み取れます。ソフウェーブの有効性と安全性を検討した報告では、対象となったのは軽度から中等度のたるみを持つ方々でした(*Hongcharu W, Boonchoo K, Gold MH. Journal of Cosmetic Dermatology. 22(5), 1488-1494, 2023.*)。
つまり、重度のたるみに対する効果は、そもそも十分に検証されていない領域なのです。ここを承知せずに受けると、期待とのずれが生まれます。
2-2. 効果を実感できるまでに1〜3か月かかる
ソフウェーブは、熱で組織を物理的に引き上げる治療ではなく、コラーゲンの再生を促す治療です。そのため、施術直後から肌のハリを感じる方もいらっしゃいますが、コラーゲン生成が進む1〜3か月後に、よりはっきりと変化を実感する経過をたどります。
「来週のイベントまでに何とかしたい」という目的とは、相性がよくありません。診察室でも、変化の立ち上がりまでの時間をご説明すると、施術の時期そのものを組み直される方がいらっしゃいます。
即効性を打ち出しているクリニックの説明だけを見て判断すると、期待とのずれが生まれやすい点にはご注意ください。
2-3. 効果は永続せず、半年〜1年程度で薄れていく
ソフウェーブの効果は、半年〜1年程度持続するとされています。裏返せば、その先も状態を保ちたい場合は、繰り返し受けることが前提になります。
「一度受ければずっと続く」という治療ではないため、長期的に続ける意思があるかどうかは、事前に考えておきたい点です。加齢による変化そのものを止められるわけではない、という前提は率直にお伝えしています。
2-4. 1回あたりの費用は決して安くない
費用面も、正直にお伝えしておくべきデメリットです。当院のソフウェーブは、ショット単位ではなく部位ごとのプラン制で、料金は次のとおりです(すべて税込)。
|
プラン |
1回 |
1年以内の2回目以降 |
|
顔〜顎下 |
¥262,350 |
¥237,820 |
|
顔〜顎下〜首 |
¥382,800 |
¥344,520 |
|
口横〜フェイスライン |
¥99,000 |
ー |
このほか、麻酔クリーム(首・顔)が各¥2,200、ブロック麻酔が¥5,500、リラックス麻酔(筋肉注射)が¥11,000です。土屋医師の施術をご希望の場合は、施術費用に10%の指名料を頂戴しております。
半年から1年ごとに施術を検討するとなれば、年単位での負担になります。詳細は[しわ・たるみ・ほうれい線治療の料金一覧]でご確認いただけますが、金額の大きさは、適応の見極めをより重要にする要素でもあります。
料金の水準はクリニックによって幅があるものの、安さを最優先にすると判断を誤りやすい点は、あとの章で改めて触れます。
第3章 ソフウェーブの痛み・ダウンタイム・副作用の実際
デメリットを考えるうえで、体への負担がどの程度かは誰もが気になる部分です。ここは重く書きすぎても軽く書きすぎても実態から離れるため、当院での経過にそくしてお伝えします。
3-1. 痛みは「無痛」ではないが、多くの方が我慢できる範囲
ソフウェーブの照射時には、熱感を伴います。超音波のエネルギーが皮膚に加わる施術である以上、無痛ではありません。
冷却機構が働くため肌表面への負担は抑えられており、実際には、多くの方が我慢できる程度の痛みとおっしゃいます。
とはいえ、痛みの感じ方には個人差が大きく、骨の近い部位や皮下脂肪が薄い部位では、熱感が強めに伝わる傾向があります。痛みに不安が強い方には、施術前にクリーム麻酔(¥2,200・税込)などをご案内することもあります。
痛みが不安だからと出力を必要以上に落とせば、今度は効果が物足りなくなるため、そのバランスは医師との診察のなかで一緒に決めていきます。
3-2. ダウンタイムはほとんどないが、ゼロではない

ダウンタイムについては、過度に心配される必要はありません。当院では、当日からメイクや洗顔、シャワーが可能で、普段通りの生活を送っていただけます。復帰の目安は翌日が標準です。
軽度の赤みや腫れが出る場合はありますが、多くは数時間〜1日程度で自然に落ち着きます。ただし、結婚式や大切なプレゼンテーションなど、人前に立つご予定がある場合は、施術を4日目以降に置ける日程で組んでおくと安心です。
「ダウンタイムがほとんどない」という説明を、「絶対に何も起きない」と受け取ってしまうと、わずかな赤みでも不安が大きくなってしまいます。
3-3. 起こりうる合併症は、部位ではなく知識と技術の問題
医療行為である以上、頻度は高くないものの、次のような合併症が起こりうることは知っておいていただきたい点です。
- 熱に関連するもの:熱傷、水疱形成、瘢痕(はんこん)形成。
- 色調に関連するもの:色素沈着、肝斑(かんぱん)の増悪。
- その他:感染、神経損傷。
これらは「危険な部位があるから起きる」というより、照射の適否を判断する医師の知識と技術に左右されるものです。お顔には多くの顔面神経と感覚神経が存在しており、安全な照射には解剖学的な知識と注意が必要になります。
肝斑をお持ちの方や、日焼け直後の方では、事前の診察でその日の照射可否を判断します。こうした見極めができるクリニックかどうかは、料金以上に確認しておきたいところです。
第4章 デメリットとして語られがちなソフウェーブの誤解
ここまで短所を挙げてきましたが、一方で「デメリットとして広まっているものの、実際にはそうとは言えない」情報も混ざっています。誤解のまま判断してしまうのは、もったいないことです。
4-1. 「頬がこける」は機器の名前で決まる話ではない
「ハイフで頬がこけたので、次の施術が怖い」というご相談を受けることがあります。そこから「ソフウェーブなら頬がこけない」というクリニックの説明を目にして、迷っている方も多いかもしれません。
たしかに、ソフウェーブが主に働きかけるのは真皮であり、脂肪層を標的にした治療ではありません。組織学的な検討でも、真皮中層で弾性線維の密度が増加した一方、脂肪の萎縮といった有害事象は認められなかったと報告されています(*Suh DH, et al. Journal of Cosmetic Dermatology. 24(2), e16670, 2025.*)。
ただしこれは13名を対象とした小規模な検討であり、「絶対に起きない」と言い切れるものではありません。
そして何より大切なのは、頬がこけるという現象は、脂肪層への過量の照射によって脂肪が収縮して生じうるものだという点です。つまり、原因は機器の名前ではなく、その方の脂肪量を踏まえた照射量と組み立てにあります。
機器を「危険なもの」と「安全なもの」に二分する語り方には、私は与しません。
4-2. 「注入治療をしていると受けられない」わけではない
ヒアルロン酸やボトックスを入れているから照射治療は避けたほうがよい、という情報も見かけます。しかし当院では、ヒアルロン酸やボトックス注入、レーザー治療などと組み合わせることで、より満足のいく変化につながることがあります。
ソフウェーブが熱を加えるのは真皮という浅い層であり、注入物が入っている層とは重ならないことが多いためです。
過度に慎重な情報を信じて、本来なら受けられる治療の選択肢を自ら狭めてしまうことのないよう、実際に何をどの層に入れているかを診察でご確認ください。
4-3. 「効果が永続しない」ことは、必ずしも欠点ではない
第2章では持続期間を短所として挙げましたが、見方を変えると、これは安全弁でもあります。永続しないということは、仕上がりが好みに合わなければ、そこで立ち止まれるということです。
お顔は年齢とともに変わり続けます。取り返しのつかない変化を一度に加えるより、その時々の状態を見ながら微調整していけるほうが、自然な印象を保ちやすい場面は少なくありません。
「やりすぎない」という考え方に立つと、可逆性は評価されるべき性質だと私は考えています。
第5章 ソフウェーブが向いている方と、効果を感じにくい方
デメリットの多くが適応のずれから生まれる以上、最も大切なのは「自分に合っているか」の見極めです。
5-1. ソフウェーブが力を発揮しやすいケース
次のような状態の方では、変化を実感しやすい傾向があります。
- 肌のハリの低下が主体:たるみそのものより、皮膚のゆるみ・弾力の低下が気になる方
- 目元や口元の小じわ:表情の影響が小さい、浅いちりめんじわ。
- 毛穴の目立ち:真皮のゆるみによって縦に広がって見えるタイプ。
- 首のしわ:顎下から首にかけての浅いゆるみ。
- ダウンタイムを取れない:翌日から通常どおり過ごしたい方。
5-2. ソフウェーブだけでは変化を感じにくいケース
反対に、次のような状態では物足りなさが残りやすくなります。皮膚の余りが大きい方、フェイスラインのもたつきが皮下脂肪に由来する方、そしてSMAS筋膜と支持靭帯のゆるみによって全体が下がってきている方です。
こうしたケースでは、たるみの主因がある層に届く治療を軸に据えたほうが、結果的に近道になります。層ごとの守備範囲を、当院で扱っている治療で整理すると次のようになります。
|
治療 |
主に働きかける層 |
得意な変化 |
体への負担 |
|
ソフウェーブ |
真皮(0.5〜2mm) |
肌のハリ・小じわ・毛穴・真皮主体のたるみ |
ほぼなく、翌日から通常どおり |
|
ウルセラ |
真皮とSMAS筋膜(約4.5mm) |
支持構造のゆるみによる下がりの引き上げ |
ほぼなく、翌日から通常どおり |
|
サーマクールFLX |
真皮〜皮下脂肪の線維隔壁 |
肌のハリ・毛穴・脂肪による重さの軽減 |
ほぼなく、翌日から通常どおり |
|
糸リフト |
皮下脂肪 |
方向性をもった引き上げ |
数日のつっぱり感・腫れが出ることがある |
|
注入治療(ヒアルロン酸・脂肪注入CRF:コンデンスリッチファット法) |
皮下・骨の上 |
ボリューム減少の補い |
内出血が出ることがある |
|
フェイスリフト |
SMAS筋膜・支持靭帯 |
皮膚の余りを取り除く根本的な改善 |
照射治療より長い |
照射治療同士は、体への負担という点では大きく変わりません。差が出るのは、届く層と得意な変化のほうです。[ウルセラ(ハイフ)の治療内容]や[サーマクールFLXの治療内容]とあわせてご覧いただくと、この違いが掴みやすくなります。
5-3. 「今は治療しない」という判断も選択肢に入れる
私が診察でお伝えしているのは、すべてのゆるみに手を入れる必要はない、ということです。頬のボリュームが豊かな顔立ちの方では、多少のゆるみがあるほうが自然に見えることもあり、無理に引き締めると硬い印象になってしまうこともあります。
まだ変化が軽い段階であれば、日々の紫外線対策と保湿を続けながら経過を見る、という判断も十分に合理的です。「今は受けない」という選択肢を医師が提示しないクリニックでは、後悔につながる決断をしやすくなります。
痛みも費用も伴う施術だからこそ、受けない自由が担保されているかどうかを見てください。
第6章 ソフウェーブのデメリットを小さくする受け方
デメリットは、消し去ることはできませんが、小さくすることはできます。ここでは実践的な3つの視点をお伝えします。
6-1. 足りない層を、別の治療で補う
たるみが複数の層で進んでいる場合、一つの治療ですべてを担わせようとすると、どうしても物足りなさが残ります。真皮のハリはソフウェーブで、支持構造のゆるみには別の治療で、というように役割を分ける考え方が有効です。
当院には複合治療を得意とする女性医師が複数在籍しており、外科と非外科の両面から組み合わせをご提案しています。順番も大切で、まずベースとなる施術で変化を見てから次を検討するほうが、結果的に「やりすぎ」を避けやすくなります。
一度に多くを詰め込まないことが、自然な仕上がりへの近道です。
6-2. 料金は「部位のプラン」で捉える
ソフウェーブの費用を検討するとき、単純な総額の比較だけでは判断を誤ることがあります。当院は部位ごとのプラン制のため、気になっている部位と、プランがカバーする範囲が一致しているかが実質的な費用対効果を左右します。
たとえば、フェイスラインの一部だけが気になる方が全顔のプランを選べば、費用は膨らみます。反対に、首まで含めて改善したい方が顔だけのプランを選べば、期待した印象の変化は得られません。
ご自身の目的と範囲を、施術を担当する医師とすり合わせることが、最も確実な費用対策です。詳しくは[ソフウェーブの治療内容と料金]をご覧ください
6-3. 診察して適応を判断する体制かを確かめる

そしてもう一つ、機器の性能以上に結果を左右するのが、どのクリニックの、どの医師が判断するかです。カウンセリングでは、次の3点を確かめてみてください。
- 原因の説明:たるみの原因がどの層にあるかを、言葉にして説明してもらえるか。
- 代替案の提示:ソフウェーブが向かない場合、別の施術を選択肢として出してくれるか。
- トラブル時の対応:万一の合併症に、そのクリニックが自院で対応する体制を持っているか。
この3点を尋ねたときの答え方に、そのクリニックの診療姿勢は表れます。
当院では、他院で受けた施術の仕上がりにご不安を抱えてご相談に来られる方にも対応しています。院長の土屋は形成再建外科での経験を持ち、修正や合併症への対応を診療の柱の一つとしています。
照射治療は「受けて終わり」ではないからこそ、その後まで見てもらえる体制かどうかを確かめておいてください。
第7章 ソフウェーブのデメリットについてよくある質問
診察室で実際によくいただくご質問にお答えします。
「1回だけでも効果はありますか?」
1回でも変化を感じる方はいらっしゃいますが、その現れ方には個人差があります。コラーゲンの生成が進む1〜3か月後に評価するのが適切で、施術直後の印象だけで判断すると、効果を見誤りやすくなります。まずは1回受けて、その変化を見てから次の施術を考える進め方をおすすめしています。
「他院のハイフで頬がこけた経験があります。ソフウェーブなら大丈夫でしょうか」
ソフウェーブは真皮を中心に作用するため、脂肪層への影響は限定的と考えられます。ただし、以前のハイフの施術で失われたボリュームそのものを、ソフウェーブが取り戻すわけではありません。
凹みが気になる場合は、注入治療による補いを含めて検討したほうが、ご希望に近づける可能性があります。まずはカウンセリングで、現在の皮膚と脂肪の状態を診察させてください。
「肝斑がありますが、受けられますか?」
肝斑をお持ちの方では、熱の刺激によって症状が悪化することがあります。
受けられないと決まっているわけではありませんが、肝斑の状態や治療の経過を診たうえで、その日の照射の可否や出力を判断します。自己判断で進めず、必ず事前にお申し出ください。
「どのくらいの間隔で受けるのがよいですか?」
効果の持続が半年〜1年程度であることから、その範囲で検討される方が多くいらっしゃいます。ただし、たるみの進み方も肌の状態も方によって異なるため、一律の目安を機械的に当てはめることはしていません。
前回の変化がどう推移したかを診たうえで、次の時期をご相談しています。
「妊娠中や授乳中でも受けられますか?」
妊娠中・授乳中の方には、原則として照射治療をお控えいただいています。安全性が確立されていない状況で、急いで受ける必要のある治療ではないためです。時期を改めてご相談いただくことをおすすめします。
「ソフウェーブが高い理由は何ですか?」
自由診療であることに加え、機器そのものや消耗するカートリッジの費用、そして照射を担う医師の時間が価格に反映されます。ただし、クリニックを安さだけで選ぶと、適応の見極めが十分でないまま照射され、結果として「効果を感じられない」という形で費用が無駄になることもあります。後悔を避けるうえでは、金額を施術の内容とセットで比べることが欠かせません。
第8章 デメリットを知ったうえでソフウェーブを選ぶという考え方
8-1. 「デメリットを避ける」から「デメリットを引き受けられるか」へ
ここまでお読みいただいて、ソフウェーブのデメリットは、隠された欠陥というより、この治療の性格そのものだとお感じになったかもしれません。真皮に的を絞るからこそ深い層には届かず、コラーゲンの再生に頼るからこそ時間がかかり、可逆的だからこそ持続は限られます。
だとすれば、判断の問いは「デメリットをどう避けるか」ではなく、「この性格を引き受けられるか」に変わります。ゆっくり効いて、半年から1年で薄れていく治療を、年単位で続けていく気持ちがあるか。
そして何より、ご自身のたるみの主因が本当に真皮にあるのか。この2つに納得できたなら、ソフウェーブは肌の土台を静かに底上げしてくれる、信頼のおける選択肢です。
逆に、どちらかに引っかかりが残るのであれば、別の層に届く治療を先に検討したほうが、遠回りにならずに済みます。
8-2. 決めきれないときに、京都・すなおクリニックでお話しできること
その見極めは、ご自身だけで行うのは難しいものです。京都・四条河原町のすなおクリニックでは、カウンセリングでまずたるみの原因がどの層にあるのかを確かめ、そのうえでソフウェーブが担える部分と担えない部分を分けてご説明しています。
院長の土屋すなおは、2003年に東京大学医学部医学科を卒業し、東京大学医学部附属病院や国立がん研究センター等で形成再建外科の経験を重ねました。現在は医学博士・美容外科学会専門医として、複数の女性医師とともに診療にあたっています。
外科と非外科の双方を扱ってきた立場から申し上げると、一つの機器で顔全体を解決しようとする考え方には、どうしても無理が生じます。他院で受けた照射治療の結果にご不安が残っている方も、原因までさかのぼって一緒に確かめていきましょう。
デメリットを聞かされないまま決めた施術ほど、後悔は大きくなるものです。派手な変化を急ぐ必要はありませんし、無理な勧誘や治療の押しつけはいたしません。デメリットまで含めて納得したうえで決める——その手前まで、あなたの判断にお付き合いします。
執筆・監修:土屋すなお(すなおクリニック院長/医学博士・美容外科学会専門医)
2003年に東京大学医学部医学科を卒業後、東京大学医学部附属病院・国立がん研究センター等で形成再建外科の経験を積む。現在は京都・四条河原町のすなおクリニックにて、外科・非外科の双方を組み合わせた「やりすぎない」美容医療と、他院修正・合併症対応に取り組んでいる。
この医師が監修しました
土屋すなお Sunao Tsuchiya
すなおクリニック院長・日本形成外科学会認定専門医
フェイスリフトと注入・顔の手術のスペシャリスト。美容医療における「やりすぎない」自然な美しさと調和を重視し、 患者一人ひとりの生活スタイルに合わせた無理のない治療法を提案しています。
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