すなおクリニック院長の美容情報ブログ
コラーゲンサプリって効かないの？
2024/02/27
こんにちは。
コラーゲンサプリって、摂取してますか？
あ～なた～は
こ～か（効果）を信じま～すか（♪）？
私が学生だったころは、医学部の講義で
えらそ～～～な先生が
えらそ～～～に
「コラーゲンを食品から摂取しても
肌が変わるなんてことはあり得ない。
もつ鍋食べて、お肌プルプルなんて言ってるのは
おバカだよね」
みたいなことを
おっしゃっていました。
そしてそれを聞いた私は
名前が「すなお」だけに素直に
いや～そんなバカいるんだなっ
けっけっけ
なんて、
えらそ～～～に
思っていました。
でもそんな常識が覆ってから
はや幾年。
バカっていう方がバカなんだよって
小学生に言われそう。
そう。コラーゲンサプリは
効くんです。
多分。
今回私が読んだのはこの論文。
もちろん
「〇〇は△△です。」っていう
論文がでてれば、それは真実かというと
ま～ったくそうとは限らなくて
嘘がもっともらしく書いてある論文や
後で全くの間違いだったことがわかったという論文は
山ほどあります。
では何を信じればよいかというと
長期にわたり多くの専門家によって
真実性が確認されてきたこと
とか、（←それでも覆ることがある）
優れた研究デザインのもとに
沢山の証拠を示しながら記述された論文とか
（←それでも覆ることがある）
です。
これは
当たり前のことなんですが
医者でも1本の論文を盾にして
主張してくる人が実際に
結構いますので
目が点になります。
そんな時、目が点になっているのが悟られると
気を悪くされると思うので
なるべく目をグッと見開くようにして
口角をきゅっとあげます。
どうです、こわいでしょ～？
さきほどの論文は2017年から2023年に報告された
14のランダム化比較試験のreview論文です。
ランダム化比較試験とは、客観的評価ができるような
研究デザインの一つ。
簡単に言うと、信憑性の高い研究です。
研究も、計画からよ～く考えてやらないと
みんなに結果を信じてもらえないのですが、
よく設計されたものと考えましょう。
そんな14の論文をあつめたら合計967名のヒトが研究対象に
なっていたようです。
そんな多くのヒトについての調査をまとめた論文ですから
普通は
多くの医師が「信憑性が高い」と
考えるものだと思います。
多分。
そして、これによれば
コラーゲンサプリメントの摂取が
皮膚の保水性と弾力を上げることは
確実そうです。
あ、でもこれでは、自ら
1本の論文を盾にしているか・・
いや、あの、
ほかにもpubmedでわんさか
同じような論文でてきましたし・・
（しどろもどろ）
もう50歳が見えてきた。
藁をもすがるコラーゲンサプリ。
当院にはコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・亜鉛が含まれた
美味しいゼリーサプリの
「ハリジェンヌ」（ネーミング・・）
と、
コラーゲン・エラスチン・加水分解大豆ペプチド
が含まれた、
口どけ良い粉状の
プルーファエラスリフト
この2つを
取り扱っています。
コラーゲン生成系の治療を受けていただいた後には
特に、おすすめ。
なぜって、せっかくコラーゲンを増生させる
治療を受けていただいたのに
体の中に材料がなくては
新しいコラーゲンを大量に作ることができないからです。
例えば
ポテンツァ
ピコトーニング
ピコフラクショナル
PRP治療
スネコス注射
などなど。
信じる者は救われますよ。
私は今日もハリジェンヌを食べて
白髪を3本抜いたので
すっかり若くなりました。
多分。
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土屋 沙緒
Sunao Tsuchiya
京都の美容外科・美容皮膚科すなおクリニックの院長。医師として、そして一女性の立場から、ちょっと役立つ美容情報をお届けします。
